キャラクター凡例

※このページは大量のネタバレ項目を含みます。閲覧の際はご注意ください。
公式のキャラクター説明は以下もご参照ください。
Xross Voyage
MAXIVCORD THE WORLD EVOLVE
トーキョーグリモワール 暁の鐘
天の学舎生徒 天の学舎教師
QMA8生徒 QMA8教師
QMA7生徒 QMA7教師
QMA6SPECIAL PAGE QMA5宿直室
QMA3資料室 QMA3購買部
(設定は当時のもので、作品により変わっている場合もあります)

凡例
斜体字:個別のストーリー展開。明確に有するキャラクターのみ。
英字表記:キャラクター名のアルファベット表記。
声優:演じている声優の名前
登場:登場している作品。()囲みは無声登場
COM:生徒のみ。待ち受け時間切れによる枠埋めのCOMプレーヤーが用いる名前
外見:見た目の特徴
特性:生徒のみ。ゲーム内で現れる機械的な特性で、多くはカスタマイズと連動。無い場合はファン所見。本作に登場しないキャラクターのものは後者のみ。
誕生日:キャラクターの誕生日
身長:キャラクターの身長
血液型:キャラクターの血液型
好き:キャラクターの好きなもの
嫌い:キャラクターの嫌いなもの
固有魔法:生徒のみ。7以降で放つ魔法の名前(協力プレー1人時、全国大会チームバトル大将戦、魔神(魔龍)討伐決勝、マジコロ・グリバス勝利時など)
QMAリウム初期ジョブ:生徒のみ。「QMAロストファンタリウム」でそのキャラを選択時に最初に定められているジョブ
通り名:天の学舎〜XIVの誕生日記念で手に入った通り名
新服装:生徒はXross Voyage・教師はトーキョーグリモワール以降における新しい服装について

男子生徒

レオン

とある大賢者の御子息として産まれ、やや遠い将来には大きな城で家族と過ごそうと夢見る少年。
父の事は好かないものの、貶す者は許さない複雑な感情を抱いて迎えた入学の日、レオンを狙ってか、ある魔物に狙われた。
何とかして逃げ切ったレオンは、入学するや否や成績に奮わなくとも、学業に打ち込む日々を送り出した。

英字表記:LEON
声優:檜山修之
登場:全作品
COM:ユルグ、ルッツ
外見:赤髪、赤眼。制服はタイを結ばず襟を開いている。
特性:キャラクターセレクト左上端位置
誕生日:9月9日
身長:174cm
血液型:O型
好き:勝負事。逆転勝ち。
嫌い:負けること。負け惜しみ。
固有魔法:サンダー レオパルド
QMAリウム初期ジョブ:ファイター(攻撃タイプ)
通り名:炎の熱血少年/獅子堂 礼雄
新服装:タイなし、腕まくり。

概要:勝負事が何より好きな熱血少年だが、思考回路は単純。賢者になったら実家を巨大な城にして家族全員と暮らすという夢を持っている。大賢者の父がいるが行方不明になっており、家族を置いていった父に反発の思いはあるものの、自分のせいで父まで侮辱されるのは我慢できない。

  • 製品版では歴代全ての作品に登場する。言わば皆勤賞であり、上記特性も初代以来不動のものになっている。(ただしQMA7ロケテを除く)
  • ユウにこの座を譲っていた時期こそあったものの、シリーズを通して正主人公であるとの評価もある。
  • ルキアの対となっているキャラクターであり、正史上でもしばしば共演する事がある。言動・行動が熱く、典型的な主人公タイプのキャラといえる。
    • 性格的に「(ゲームで)よくある男子生徒」という位置づけの模様。
  • 思考回路が単純なこともあって、QMA6のレオンクエストやOVAなどを見る限り、成績は良くないようである。それ故か、4コマなどタイガと行動を共にすることが多く、彼と共におバカキャラ扱いになることが多いが、時にはつっこみをすることもある。
  • QMA6のガルーダ先生クエストにおいて、行方不明の父親と思しき人物姿を垣間見ることができた。
  • キャラにタライを落とせるようになったQMA6では、悲鳴が最も派手。「いーてー」を聞きたいがためにレオンを狙ってタライを落とす人もいた。
  • 固有魔法にある「レオパルド」は、獅子の名に反して豹を意味する。
    • 企画案では「ブリッツ レーヴェ」「リオン ブレイザー」と言う名前であったが、センスが陳腐なためあえてネコ科の獅子と同格の雷豹を名を冠する狙いで変更となったらしい。
  • OVA2ではモンスターを殴って攻撃するシーンがあり、武術(?)も長けている様子。
  • 「ムシ検定」の壁紙は、彼とシャロン、及びアイコとマヤの幼年時代をイメージさせる壁紙である。もしかしたらアロエとメディア以外にも、第一・七アカデミーの生徒同士で過去に親交があったのかもしれない。
  • 内部的に0番ないしは初期値となっていると考えられ、キャラクター選択画面での最初のキャラは彼であり、何らかの異常が発生した際の「未初期化です」や、暁の鐘の学籍番号第一番(K0..01)も彼である。
  • QMAリウムの断章ストーリー「守る力」では、自身がいじめられっ子であったことを話している(原因は父親が行方不明になり、そのことでからかわれていたりしていたため)。そのこともあってか、レオン自身もいじめが大嫌いであり、弱い者いじめをしている人を見ると怒りをあらわにする。また父親の名前が「リオール」であることが判明している。今作のレオン誕生日ムービーでは、彼らしき男を見つけ、追いかけるも見失ってしまう。そこで偶然にもルキアとリックに会い、ルキアを助けた大賢者、そしてリックを助けた恩人が彼の父であることが示唆されている。

セリオス

英字表記:SERIOUS
声優:子安武人
登場:全作品
COM:マテウス、レクトール
外見:銀(白)髪、碧眼
誕生日:2月2日
身長:172cm
血液型:B型
好き:静かな所。自分の功績。
嫌い:強制されること。他人の自慢話。
固有魔法:セイクリッド ライト
QMAリウム初期ジョブ:ナイト(防御タイプ)
通り名:クールな自信家/芹沢 了
新服装:足回りにベルト。

概要:冷静沈着な(自分の能力や功績が好きという具合の)ナルシスト。真実の探究を自是としているが、周りからはいまいち理解されていない。

  • レオン同様QMA1のロケテスト版から登場し続けている皆勤賞であるが、此方は製品版以外でもAOU2003の初期一般公開を除く全ての作品に登場している唯一の生徒キャラクターである。
    • 典型的な熱血バカの主人公(レオン)とは対極にいる、これまた典型的なキザ優等生キャラ的なポジションである。
  • マンドラゴラハーブティーを好み(DS)、漫画を真剣に読んだり(DS2)など、美的感覚や嗜好がちょっとずれている感があるが、一方でDS2では木から降りれなくなった子猫を助けるなど、実際は優しい心の持ち主。
  • アンドロイドではないか、と噂された時期があったが、QMA6の自身のクエストにて、噂を流したのはレオンとルキア(しかも2人の勘違い)であることが判明した。
  • QMA2でCOMキャラ第1位(当時)のマテウスが時にプレーヤーを凌駕する強さ、空気の読めなさを揮ったことから「ちょっとマテウス」などの定型句を生み、
    キャラ自体がセリオスではなくマテウスと呼ばれることも少なくない。
  • EVOでは転送魔法を試作し(ヴァニィ曰く「マナ消費が激しいので少人数しか呼べない」)、グリム・セリオス戦で光球を出現させ(カイル曰く「精密すぎる調整が必要」)攻撃に転用する(ルキアとシャロンのサポートが必要)など、高い能力を裏付ける描写が散見する。

カイル

英字表記:KAILE
声優:関通利
登場:QMA7除く全作品
COM:アーベル、マルコ
外見:青い長髪を後ろで束ねている、常に糸目(決勝カットインなど目を開いたイラストでは濃い青色の目)。
誕生日:8月8日
身長:176cm
血液型:AB型
好き:料理。無農薬野菜。リサイクル
嫌い:人を傷つけること。偽善者。
固有魔法:カイザー イレーザー
QMAリウム初期ジョブ:ナイト(防御タイプ)
通り名:人に優しく、自然に優しく/甲斐 流
新服装:タイがループタイになっている。

概要:世の中の役に立つため賢者を目指す、当世風に言う草食系男子で心優しい。丁寧な言葉遣いで話す。その一方ではいざという時には男らしい一面を見せることも。

  • 穏やかで控えめな性格で、誰に対しても優しく接するが、逆に言えば(QMADSにて)ユリに存在を忘れられるほど地味である。料理や野菜栽培が趣味だという。
  • 自然環境やエコロジーを大切にしており、4コマではそれが顕著に現れている。
    • クラスメイトに料理をふるまったり(DSシリーズや4コマ)、食材を手に入れるために出かけることもある(DS2)。DS1ではクララと料理バトルをした。
    • QMA5では記憶喪失&二重人格疑惑が浮上。展開性のある立派なバックストーリー持ちに成り上がった。QMA6の生徒クエストでは二重人格の原因が語られる。
  • 長髪のため、QMA6での髪型バリエーションは女子のそれに近かった。
  • 怒ると怖い一面もあり、今作のカイル誕生日ムービーではマロンに育てていた苺を全部食べられてしまい、口調はいつもの丁寧口調かつ静かに本気でキレた。

ラスク

英字表記:LASK
声優:奥真紀子
登場:QMA7除く全作品
COM:ガブリエル、ジーク
外見:緑髪、緑目。半ズボンの制服を着用。
特性:半ズボンで女性キャストと、少年キャラの王道を行く。
誕生日:5月5日
身長:145cm
好き:貯金。トレード。
嫌い:お説教。賭け事。
血液型:B型
固有魔法:プロデジ エナジー
QMAリウム初期ジョブ:レンジャー(器用タイプ)
通り名:無邪気な野心家 / 楠 正太郎
新服装:半ズボンはそのまま。ベストに白シャツ。

概要:QMA1製品版にて、飛び級としてアロエと共に登場。控えめな他の飛び級生徒と違い、明るくやんちゃな性格をしており、言わば児童小説や漫画の主人公のような性格。

  • 裕福な家に生まれた事や、幼い頃からおもちゃよりも多くの札束に触れて育ったため、富への執着心を持ち、「賢者は儲かるから」という理由で入学してきたというお坊ちゃま。
    株や貯金が趣味で、紙幣・貨幣蒐集家としての一面も持つ(倹約家という訳ではない)。QMA6のクエストでは、その趣味が思わぬ災難を呼ぶことになった。
    • 彼曰く、連番の紙幣や珍しいコインのコレクションは「男のロマン」であり、コレクションを馬鹿にされるのは我慢ならないようだ(DS1のクエスト他)。
    • 珍しいコイン繋がりか誕生日イベントでトーキョーのゲームセンターのメダルにも興味を持つようになる。
  • QMA3の公式サイトのスペシャルページのイラストでは、楽しそうにサッカーのリフティングをしていることから、運動全般も好きな模様。4コマでのサッカーを題材にした話では、強烈なシュートを放ったことがあることから、運動神経はいいらしい。
  • 猛勉強(QMA6生徒クエスト、DSシリーズ他)の成果、入学を果たした事からも伺えるように、負けず嫌いで気が強い。
    それ故に「子供だから」と言う理由で甘く見られることや、子供扱いされることも大嫌いで、特にQMA5ではウィーズにあしらわれてはその都度怒っていた。
    大半のクラスメイトのことは呼び捨てで呼んでおり、飛び級生徒の中では一番元気で行動力があることもあってか、DS1でのクエストでは、飛び級生徒組のリーダー格の様子。
  • 同じ年少生徒であるユウとは離れず寄らずの棲み分けによる共存関係が成っており、仲の良い描写が多い。また携帯電話向けコミック『クイズマジックアカデミー 4コマシアター』にてユウからは「ラスくん」と呼ばれていることが明らかになった。
    また、DS2をユウでプレーすると、ラスクが「ラスくん」と呼ばれることがある。
    • WORLD EVOLVEでも、グリム・ユウ2回目の戦い後に、ユウから「ラスくん」と呼ばれているシーンがある。
    • QMAリウムではユウとの関係や2人の性格の違いがより掘り下げられており、ユウのSR魔法断章ストーリー「エターナルライト」では、ユウの魔法の特訓に付き合い、魔法が上手く放てないユウに対して、「歯ごたえがないなぁ!」「そんなんじゃお姉ちゃんを助けられないぞ!」と激を飛ばしたこともあった。また一緒にダンジョンや海底神殿へ探索したり、アカデミーの夏祭りを2人で練り歩いたりしている。
  • 固有魔法の「プロデジ」は、天才や神童を意味する。
  • 家族構成は現時点では両親がいることが判明しており、父の事は「父さん」、母の事は「母さん」と呼んでいる。
  • 今作のQMA軌跡ラスク誕生日ムービーで、実は計算が苦手であることが明らかになった。しかしマロンの「お金の計算だと思ってやってみたら?」と提案し、渋々やってみた結果、今まで苦戦していた計算問題を正解、自信をつける。

サンダース

英字表記:THANDERS
声優:矢田耕司(QMA1,2)、稲田徹(QMA3以降)
登場:QMA1(2004年1月ver.)以降QMA7除く全作品
COM:ウィーグル、ハートマン
外見:白髪、碧眼。存在感が凄い。アカデミーの制服ではなく(ナチス海軍がモデルと思われる)軍服を着用。
特性:アカデミー地上降下作戦遂行中
誕生日:4月4日
身長:190cm
血液型:O型
好き:闘い。
嫌い:無駄。
固有魔法:人間魔力発電所
QMAリウム初期ジョブ:モンク(体力タイプ)
通り名:突撃!重戦車/サーイエッサー/三田・S・雷蔵
新服装:通常通りの軍服調。

概要:年齢不詳(トーキョーグリモワールのキャラ紹介では他の男子が「少年」である中、一人だけ「青年」となっている)、経歴不詳(QMA6の生徒クエストで多少明かされたが……錚々たる過去である)の、台詞や立ち振る舞いにいたるまでストレートな軍人キャラ。世界征服を目論む。

  • 先生を「教官」、プレーヤー(!)を「我が同胞」と呼ぶ。挙句の果てには、リエルを衛生兵と間違かける始末(呼称はいずれもQMA4のテキストより)。
    • COMキャラの「ハートマン」の名共々明らかにQMAの世界とはかけ離れてる感じがしないでもないが気にしてはならない。
      • ホウキレースでは何故かミサイルに立ち乗りしており、QMAの世界とは(ry
  • 広い肩幅からも想像できるように、ガタイのいい体躯をしている。その厚い胸板には、痛々しい傷跡が……。
    • QMA5以降の立ち絵では画面に収まりきれないほどのデカさである(血液型もO(大)型)。OVAで老け顔故に先生と間違われたのは、その背丈も相成っての事か。
      • その容姿が功を奏してか(?)、AOU特別大会などでおなじみのクイズ王・永田喜彰氏をはじめとする高年齢プレーヤーに到るまでキャラクター使用率が高く、幅広い人気。
  • 強面だが、内面はいい人のようで面倒見がよい。前述の生徒クエストやDS1の牛乳イベント(このイベントで実は牛乳が苦手で、飲むとお腹がゴロゴロしてしまう体質らしい)を見る限り、一番の仲間思いの人物ともいえる。
    • QMA3で行われた「トム・ヤン・クン!杯」のポスターイラストではアロエを肩車している。
    • 更には、ファンブックの「マジックアカデミーへ行こう!」の表紙では、アロエとラスクを肩に乗せていたり、DS1の「全員集合」のイラストではアロエをお姫様抱っこしている。お前のような14歳がいるか
  • その言い回しや、正解時にアドルフ・ヒトラーを髣髴とさせるジェスチャー(ナチス式敬礼)がある事から、某総統閣下シリーズなどでネタにされている。
    • QMA6での髪型バリエーション1は、どうみてもヒトラーのそれだった。
  • 暁の鐘以降における敗北絵、いわゆる「大破絵」では一番激しく服が破れている。TGではご丁寧に褌の色まで変わっている。
  • 最初にサンダースを演じた矢田耕司氏は2014年5月1日に慢性腎不全のため、81歳で亡くなった。亡くなったマジアカ声優はロマノフを演じた郷里大輔氏以来、2人目である。

タイガ

英字表記:TAIGA
声優:小野坂昌也
登場:QMA2以降QMA7除く全作品
COM:カープ、ドラゴン(いずれもプロ野球団を連想させる名前)
外見:焦げ茶色の髪、黄色の目。制服ではなくロッカーのようなツナギを着用(転校前の制服?)。
特性:ちょいワル関西弁
誕生日:7月28日
身長:178cm
血液型:O型
好き:車輪のついた乗り物。貴金属。
嫌い:媚びる事。駄洒落。
固有魔法:ブレイジング タイガー
QMAリウム初期ジョブ:ファイター(攻撃タイプ)
通り名:西から来た伊達男/西宮 大牙
新服装:ボアつき上着に黄色いTシャツ。ボトムはカーゴパンツ風。

概要:コテコテの関西弁を話す、性格も漫才師のようなキャラクター。QMA4のテキストによると、単車を乗りまわしたいらしい。

  • 見た目の割には明るく気さくな性格で、人見知りをしない。リエルを「リエリエ」、フランシスを「フラやん」、エリーザを「エリりん」などといった独特の呼び方をする。
    反面、自分のセンスや美学を悪く言われると我慢できない。西の国の人らしく(?)、お笑い(特に駄洒落)には厳しい。
  • QMA6のイベントにて前の学校であるトラブルに巻き込まれうっかり強力な魔法を使ってしまった事で退学処分になったが、この事を知ったロマノフがその見た目に反して魔力面においてはポテンシャルを秘めているとされ、マジックアカデミーへ転入することになった。
  • 4コマなどではレオンとよく行動を共にしているからなのか、おバカキャラ扱いが多い。しかし、OVA2ではレオンより成績はいい設定のようで、彼につっこみを入れるシーンがある。
    また、DS1や4コマなどでは、お好み焼き、たこ焼きといった関西風の食べ物が好きな様子が伺える。
  • QMA4までのちびキャラは垂れ目だったが、QMA5からは釣り目で目を見開いた感じに変わり、また立ち絵と共に腕に入れ墨が追加され、より荒々しさが増している。
  • 何故かアフロヘアのセンスは全キャラ中群を抜いている。 
  • QMAリウムの母の日限定断章ストーリーで、母親がいることが判明しており、「おかん」と呼んでいる。ちなみに彼の母はヒョウ柄が大好きらしい。また彼女の作るお好み焼きはタイガの大好物でもある。

ユウ

赴任して程無いサツキを姉に持つ、飛び級の少年。赴任により自身の傍から離れていった姉を追うべく、僅かに残る「あの日々」の記憶を頼りに二度目の入学を果たした。

英字表記:YU
声優:佐藤利奈
登場:QMA3以降全作品
COM:イオリ、チヒロ(いずれも男女両性を問わず通用する名前)
特性:女性的な容姿、キャラクターカスタマイズの装備部位の見本の顔。「ボクおとこのこだよ!」
誕生日:3月3日
身長:153cm
血液型:O型
好き:年上の女性。ラムネ味の飴。
嫌い:一人でいること。
固有魔法:エターナル ライト
QMAリウム初期ジョブ:ヒーラー(回復タイプ)
通り名:心優しい姉思い / 橘 優
新服装:ボトムが短パンにタイツ。

概要:中性的でニュートラルな印象のおんなのこおとこのこ。ラスク(彼の事は「ラスくん」と呼んでおり、仲が良い)・アロエ・ミュー同様、飛び級でアカデミーに入った。強気で活発なラスクとは違って、気弱で控えめだが、優しく素直な性格。QMAリウムの断章ストーリーでは慎重な面も見せているが、気弱な性格が災いしてかルキアのように行動派の人や、ラスクのように気の強い人が相手だと言い負かされることが多い。

  • 初登場のQMA3から5まではプレーヤーキャラ自体がサツキとのコンビ(ユウ&サツキ)で、カップル層からも人気を博していた。
    QMA6においてサツキがノンジャンル担当の教師になり、プレーヤーキャラとしては彼単独でシンプルになった今でも概ね好評。
    近作では垣間見る間の無いもの、実はシリーズ通して最も重い背景事情の持ち主である(詳しくは下を参照)。
    • QMA3~5、DS1ではアカデミーで起きた事故が原因で死亡してしまうが、当時アカデミー生徒であり賢者であった姉・サツキの禁術(蘇生魔法)により、蘇生。しかし、サツキは代償として霊体化し、ユウを含む一部の人にしか見えない姿になってしまう。幽霊になったサツキを見ることができたエリーザによってチャンスを与えられ、ユウは姉を元に戻すため、賢者を目指す。
      5のエンディングで賢者として認められ、自分たちを元に戻すための魔法を使い、姉を霊体から元の人間の体に戻すことに成功するが、この魔法は時間を操って過去の体に魂を移動(つまり事故が起こる前の時間まで時渡りした)させるもので、ユウは代償としてアカデミーで学んだ事や記憶、思い出をなくしてしまい、事故が起こる前の生活に戻された。これによってユウが事故で亡くなったことや、サツキが霊体化したことなどが「なかったこと」にされた(QMA6のサツキクエストなどで詳しい説明があった)。
      その後、ユウは姉が残していった教科書を見て、なぜか次々と問題が解けることに気が付き、アカデミーの入試を受けて、飛び級で事実上二度目の入学を果たした。
  • 上記の経緯はQMA4〜6の時期に掛けて展開され、(リエルを除いた)他の生徒に対して何かと異なる雰囲気を為していた。
    故にストーリー展開では姉諸共格段に優遇され、二人目の正主人公とすら評価されていた。バックストーリーが一段落した7以降はそのなりを潜めている。
    • QMA6のクエストで問題が次々と解けることから、アカデミーで学んだ知識は少し残っていることが伺える。
      • 当時、実際に全てを見る為には2年程の年月と腕前を要した上、更にQMA4,5のものに関してはゲーム上では当該キャラクターを使ってストーリーシーンを見なければ一切紐解く事が出来ず、クエストが実装されるまではパラレルだと思っていたプレーヤーが続出した。
      • そのQMA5の一部テキストでは(当時の)流行語を喋り、彼の姉であるサツキに呆れられるなど年頃の少年らしい一面も見せた。
      • QMA6の先生クエスト達成時に見せた姉弟一役時代最後の姿、同生徒クエスト達成時に見せた蘇生直後の姿があまりにもアレだった事を知るプレーヤーも少なくない。
    • また5のエンディングはどのキャラも賢者達成後の後日談という関係もあり、6の時間軸を5の後にすると従来キャラが賢者を目指す生徒という設定に矛盾が生じてしまう。5のユウエンディングで時間軸を5より前にすることによってこの問題を解決したとも言える。
  • 携帯電話向けコミック『ようこそマジックアカデミー』などでは女子に間違えられるネタが存在する。おとこのこだよ!
    • QMA6でのクイズ紹介のデモ画面で、一問多答形式の例題で「女子生徒を選べ」という問題で、選択肢「ユウ」が一度選択され、考え直した後に取り消す、という公式側によるちょっとしたお遊びもあった。
    • 当然装着できる服装は男子用だが、タイガーストライプは………!
    • 暁の鐘の検定バナーではアイドル検定で女子たちの中に違和感なく紛れ込んだり、童謡・児童文学検定で赤ずきんに扮したりしている。
    • コミカライズ版TGではコウタもユウが女子だと思ったようで、サツキに「なんでアンタの男子の制服着てるんだ?」と聞くくだりがある。
  • 飛び級組ではあるが身長はクララ・ヤンヤンより高いため、ちびキャラはやや小さいラスク・アロエ・ミューと異なり普通のサイズになっている。

ハルト

英字表記:HALD
声優:福山潤
登場:QMA7以降全作品
COM:ケント、ライト
特性:眼鏡。中二病。正解時に指を鳴らす(ご丁寧に音も出る)予選や準決勝で1位の折、プレーヤーに語りかける(!?)。
誕生日:1月4日
身長:173cm
血液型:O型
好き:テーブルゲーム。
嫌い:性格診断。
固有魔法:テリブル ジャッジメント
QMAリウム初期ジョブ:レンジャー(器用タイプ)
通り名:真実の探究者(自称) / 綾小路・ヴィ・春斗
新服装:長めの上着に手袋。

概要:セリオスと同様に真実への探究を自是としているが、どちらかと言えば疑り深い性格。

  • 当初は外見から「眼鏡という点ではカイルの後釜になり、キャラとしてはセリオスとかぶるか」と思われていたが、
    どちらかというとサンダースのネタキャラ性、マラリヤのメタ発言、クロニカの中二病悪役風セリフなどを受け継いだ感が強い。
    • 彼曰く、制限時間内に正解できないと時空が歪み、予習で何も答えられないと「奴が目覚める」らしい。
      • 男子生徒、ひいては男性キャラクターの比率が少ない中でエキセントリックな存在感を発揮しつつあり、今後が注目される。
  • 『クイズマジックアカデミークロニクル』に掲載されている未公開タッチアニメーションでは普段と比べて取り乱している(というより、嫌がっている?)様子がある。またQMAリウムの断章ストーリーで「実は寂しがり屋」疑惑が浮上。もちろん本人は否定しているものの、たまにぼろが出ることがあるため、本当にそうなのかもしれない。

リック

英字表記:RICK
声優:日野聡
登場:QMA7(アップデート)以降全作品
COM:シン、マルク
特性:顔に傷痕。ノースリーブの格闘科制服。ストイック。
誕生日:10月31日
身長:170cm
血液型:A型
好き:武術。参考書。
嫌い:初対面の挨拶。馴れ馴れしい者。
固有魔法:雷轟波(らいごうは)
QMAリウム初期ジョブ:ファイター(攻撃タイプ)
通り名:実直格闘少年 / 六道 陸
新服装:武闘着風。

概要:精悍な顔立ちと裏腹にマッチョ系の肉体美が光る青年。意外といなかったストレートな爽やかキャラ。

  • 成績優秀で真面目な生徒だが、己の身体を鍛えるために格闘学科に入ったという設定で、アホの娘のユリとは真逆のベクトルといえる。
    • 従来の男子生徒のキャラバランスから鑑みても、(見た目からの前評の)御他聞に洩れない存在である。
  • 『QMAクロニクル』において、昔は勉強面では優秀だったが、運動は苦手だったことが発覚。
    武術を始めた理由は、昔魔物に襲われていたところを、通りすがりの武闘家に助けられたことがきっかけ。その通りすがりの武闘家にとって、リック自身は「恩人」として憧れを抱いており、今作のレオン誕生日ムービーで、自身の髪型はその恩人の髪型の真似をしていることが明らかになった。
  • 男子生徒の中では比較的筋ショタ的な扱いをされることが多い。頭の大きさの割合がレオンやセリオス、ハルトより大きく、背が低く見えることが原因だろう。
    • 暁の鐘での身長設定で、男子生徒の中では飛び級組のラスク・ユウを除くと最も背が低いことが判明。MAXIVCORDではそのあたりを気にしているという設定が追加された。

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Last-modified: 2020-03-14 (土) 13:58:17